気ままにおススメ#1 映画『Forrest Gump/一期一会』
今回より新たなブログ記事のテーマとして”気ままにおススメ”を開始!
学生時代から映画鑑賞や読書が趣味であった広報たくみがおススメする映画や本をご紹介!
なお、極力ネタバレの無いように抑制しますが、
我慢できずにしてしまったらすみません(笑)
また、あくまで感想となりますので、
ぜひ作品を味わっていただき、その後私の感想と照らし合わせることで、
より作品の深みにたどり着くという楽しみ方をしていただけたらなと思います。
それではいささか駄文ではありますが、よろしくお願いいたします。
ParamountPictures/Photofest/MediaVastJapan
『Forrest Gump/一期一会』
制作年/1994年
制作国/アメリカ
監督/ロバート・ゼメキス
主演/トム・ハンクス
上映時間/142分
今回は、第1回ということで知る人ぞ知る名作『Forrest Gump/一期一会』についてご紹介!
原作小説『フォレスト・ガンプ(著/ウィンストン・グルーム 1985)』を映画化した本作はアカデミー賞やゴールデングラブ賞を受賞し、
制作年から30年近く経った今でも色あせない深みのある作品となっています。
なお、サブタイトルとなっている「一期一会」は、日本語版作成の際に付けられたものです。
あらすじ
物語は、とあるバス停で主人公フォレスト・ガンプ(以下、フォレスト)がバス待ちの人たちに勝手に自分の過去を話し出すところから始まる。
生まれつき身体や知能の発達が遅れて生まれてきたフォレストは、
持ち前の純粋さを武器にアメリカの激動の時代を駆け抜けた波乱万丈な人生を描く。
Forrest Gump 公式Facebook
映画の見どころ①自分に正直なフォレストの生き方
フォレストは、生まれつき身体や知能の発達が遅れて生まれてきました。
そのような中で、フォレストの生き方の軸となる影響を与えた人物が、彼の”母親”です。
女手一つでフォレストを育て上げた母親は、常に前向きでたくましい女性。
いじめや仲間外れの対象となりやすいフォレストに対して、「バカにする人がバカなのだ」といい聞かせたり、彼女の口癖でもある「人生はチョコレートボックスのようなもの。(開けてみなくては)何が起こるかわからない」という言葉を受けたフォレストは、時代の荒波にもまれながらも自己を貫き走り続けます。
ハンデキャップがありながらも、いつしか社会に出て一人で生きていかなくてはならない息子に対して生きていく術を教えるその母親の姿勢から学ぶべきところはたくさんあるなぁと感じました。
映画の見どころ②人生いろいろ
この物語は、フォレストの人生と共にその人生に関わった様々な人々の人生も語られています。
幼馴染で時代に流され続ける”ジェニー”や戦場で死ぬ予定だったがフォレストに生かされた両足の無い”ダン中尉”の人生が物語の中では色濃く描かれているのですが、その他にも特徴的なのが「理由もなくただ走りだしたアメリカ横断ランニング」のシーンでの出来事です。
ただただ走り続けるフォレストの姿を見て人々が勝手に意味を見出し一緒に走り出したり、差し出されたT-シャツでガンプが顔を拭くとその汚れ模様が「目と口」を浮き出させた顔となり、そこから大ヒットブランドのデザインが生まれたり…
ここに書いたのはほんの一部なのですが、思わぬ形で人生が変わることもあるというのがとても面白おかしく表現されたシーンだと思いました。
このように人ぞれそれ人生の形は変わっていて、その変化を第三者の目線で楽しむことができるのがこの映画の面白い部分であると思います!
映画の見どころ➂アメリカ~激動の時代~
映画では、フォレストの人生にアメリカの時代背景が深く関わりを持ちます。
白人至上主義やベトナム戦争、ヒッピー、ブラックパンサー…
1950年~80年のアメリカを象徴する出来事が当時ありのままの姿が再現されており、そういった点でも楽しめるポイントの一つであると思います!
特に、ベトナム戦争で駐留されたベトナムで砲撃されるシーンは、
かなりリアルに描写されており迫力と見ごたえがあります。
ぜひ、その部分も注目しながら見てみてください。
(c)Photofest / Getty Images
終わりに…
以上、第1回気ままに感想文は「Forrest Gump/一期一会」を書かせていただきました。
正直、今回書いた映画の見どころは、ほんの一部にしかすぎません!
なので、ぜひ見ていただいた上でその時代背景を調べてみたりすると、2度楽しむことができると思います!!
ぜひ一度見てみてください(^O^)/