気ままにおススメ#3 アニメ『四月は君の嘘』

アニメ『四月は君の嘘』

放送年/2014年
マンガ原作著者/新川直司
監督/イシグロキョウヘイ
エピソード/全22話

今回は、原作マンガを映画化した『四月は君の嘘』をご紹介!

原作となるマンガは2012年マンガ大賞にノミネートされ、累計発行部数は500万部!!
私とこの作品の出会いもマンガで、友人宅に泊まりに行ったときに棚に並べられていたこのマンガをたまたま手に取った瞬間に魅了され、友人そっちのけで全巻読破してしまいました 笑

その後アニメ化され、2014年10月10日 – 2015年3月20日の間に全22話テレビ放送されていました。

なんと、このアニメ作品と秦野は間接的に関係があり、
監督であるイシグロキョウヘイさんは、秦野市戸川のご出身とのこと!
よく子供のころは水無川で遊んでいたそうです(*´ω`*)

あらすじ

母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年・有馬公生。

モノクロームだった彼の日常は、一人のヴァイオリニストの少女との出逢いから色付き始める。

アニメの見どころ①公生の成長

あらすじにもある通り、この作品は母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年であった有馬公生が、ある一人のヴァイオリニストの少女との出逢いによってトラウマを克服し、成長していく物語です。

しかし、そのきっかけとなったのはヴァイオリニストの少女ですが、その変わっていく過程には、幼馴染の存在、ピアノの先生、ライバルたち…などの存在が深く関わります。

それと同時に彼ら、彼女らの公生への接し方を見ていると、人は一人じゃ生きていないんだなと気づかせてくれます(*´ω`)

アニメの見どころ②思春期ならではの淡い恋模様

公生の成長と共に、思春期ならではの淡い恋模様というのがこのアニメの見どころの一つです!

伝えられない思いや本心と行動が伴わない歯がゆさなど…

大人になって忘れてしまったあの行き場のない思いが、ありありと描かれています。

特に、幼馴染の椿が切なすぎるんです…

決して鮮やかな思春期を送ってこなかった筆者でさえ、胸が苦しくなってしまいました(;_;)笑

アニメの見どころ➂心揺さぶる音楽と鮮やかな演出・作画のコラボレーション

この作品は単に音楽(クラシック)の演奏をしているのではなく、演奏している登場人物の心情の起伏や思いを表した演出・作画が、クラシックを聴いたことのない視聴者を置いていくことなく感情移入を助けてくれます。

なので、クラシックが苦手、眠くなっちゃうという人でも安心してみてほしい!

終盤になるにつれての感情の揺さぶられ方は、ティッシュなしでは見ていられませんよ…(´;ω;`)

アニメの見どころ④明かされる”君の嘘”

これについてはネタバレになってしまうので、残念ながら多くは語れません…
ただこの嘘を知ったとき、世の中にはついて良い嘘もあるんだなと心から思います。

最後に…

もうこの作品はツボに入りすぎて中盤から涙が止まらん、止まらん…

今回このブログを更新するにあたって見返したのですが、
あまりにも良すぎて原作マンガ全巻をポチってました笑

変な詮索はせず、ただただ見てほしい。それが私の願いです。。

さて、これほど自信をもってご紹介できるこの作品はイシグロさん初めてのアニメ監督デビューとなっており、
2021年に監督、脚本、演出を務めた作品、長編アニメーション映画『サイダーのように湧き上がる』は第25回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員会推薦作品にノミネートされました✨

そちらも拝見させていただきましたが、
ほんとに素敵な作品で、胸のときめきが止まらないです( *´艸`)

良ければ『サイダーのように湧き上がる』も見てみてくださいね♪