気ままにおススメ#4 映画『大河への道』

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映画『大河への道』

制作年/2022年
制作国/日本
監督/中西健二
主演/中井貴一・北川景子・松山ケンイチ・岸井ゆきの
上映時間/112分

今回は、映画『大河への道』をご紹介!

原作は、初めて日本地図を作った『伊能忠敬』の資料館”伊能忠敬記念館”に落語家・立川志の輔さんが訪れた際、その完成された日本地図を見た感動を落語として創作したものとなります。

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伊能忠敬は私と同じ千葉県出身ということもあり、私も小学生のころに伊能忠敬記念館に行った思い出があります(*´▽`*)

また、出演されている『岸井ゆきの』さんは”秦野市”出身ということで、私にとってとても親近感のある作品となっております♪

あらすじ

千葉県香取市の総務課主任の池本(役/中井貴一)は、観光課のプレゼンテーションにて発言を求められ、思わず郷里の偉人・伊能忠敬を主人公にした大河ドラマの誘致を提案する。

しかし、その脚本作りの最中に”とある史実”に直面してしまう。
それでもその偉大な功績を世に残すべく、池本は奮闘するのであった。

映画の見どころ①クスっと笑えるドタバタ人情劇

冒頭でも書かせていただいたと通り、この作品の原作は落語家の立川志の輔さんが落語として創作したものであり、その落語を鑑賞した主人公役の中井貴一さんの直談判によって映画化につながりました。

映画には、隅々までクスっと笑ってしまうようなユーモアが散りばめられており、そこには原作に対するリスペクトと中井貴一さんが直談判に至った「肩肘を張った時代劇を作っても観てもらえる可能性は低い。しかし、志の輔のこの創作落語を映像化したならば、様々な垣根を超えて鑑賞しやすい形の映画が作れると思った」という思いが込められております。

実際に鑑賞してみて、時代劇映画を見ているというよりも、ちょっとしたドタバタ人情劇をみているみたいであっという間の2時間でした(*´▽`*)

また、出演されている役者さんも主役の中井貴一さん筆頭に、皆演じていて楽しそうというのがとても印象に残りましたね♪

作中では、現在と当時の回想の両方を同じ役者さんが演じており、その立場だったり、思いが自然とシンクロしていくところがこの作品の面白い点であり、私にとってツボでした!

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映画の見どころ②日本地図完成までの道のり

作中では、当時の日本地図完成までの作業シーンも多く入れられており、如何に完成までの道のりが大変だったのかを知ることができます。

日本を一直線に横断するだけでも大変なのに、縁取るように測量しながらしかも徒歩で移動しなければならないと思うと本当に凄いですよね💦

また、もちろん当時は地図を描くのは筆ということで、その分の労力を考えると…(*_*;

こういった歴史を知るという観点でも、この映画は楽しめる作品となっております!

最後に…

以上、映画『大河への道』のご紹介でした!

意外と知らない史実をユーモラスに再現したこちらの映画、堅苦しい時代劇は見ていられないという方もきっと面白くみれるでしょう!

私は主演の中井貴一さんと松山ケンイチさんのファンなので、その二人が作中でタッグを組んでいることに感動しました(*´▽`*)

その他にも、実力派ぞろいの役者さんが出演されているので、安心して物語に没入できるのがこの映画の良いところの一つかもしれませんね!

そして、秦野市出身の”岸井ゆきの”さんも錚々たる面々と顔を並べており、身近なところから凄い人が出たなぁと勝手に誇りに思ってしまいました(笑)

他にも、岸井さんが主演を務め、第43回日本アカデミー新人俳優賞を受賞した映画『愛がなんだ』や第46回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した映画『ケイコ 目を澄ませば』も気になるところです!

見たら、また感想書かせていただきますね!(^o^)/